多摩区を広報するCM作品で、今年度の「地域発デジタルコンテンツ」総務大臣奨励賞を受賞した専修大学ネットワーク情報学部3年の真内(しんない)みずほさん(21)。「映像作品は初めて。30秒にまとめるのが大変だった」と1年前の制作を振り返る。
作品名は「わたしが生きる町」。多摩区を舞台に主人公が成長する中で、父から夫、娘へと手がつながれていく様子を、主人公目線の主観映像で描いた。見る人それぞれの思い出と重なるよう、人の顔を映さずに、手に焦点を当てて撮影したという。
真内さん自身も3歳から枡形に住み、東生田小、生田中と多摩区育ち。撮影場所には親しみのある生田緑地や多摩川を選んだ。「生田緑地は小学校の遠足、多摩川は中学のマラソン。家族で岡本太郎美術館に行ったことも」と思い出を語る。
作品は同学部の専門科目で制作したもので、今年3月に行われた「かながわ市民映像祭2017」のわがまちCM部門でグランプリを獲得。全国の同様のコンテストで、特に優秀な8作品に総務大臣奨励賞が贈られた。
真内さんは現在、子ども向けのデジタルアトラクションを制作するプロジェクトに所属。企画やデザインを担当し、先月は中野島こども文化センターで動物の生態を伝えるゲームを披露した。「企画や装飾、演出など、つくることに興味がある」と、幅広く創作活動に関心を寄せる。
CM作品は動画サイト「YouTube」内、「専修大学ホームページ運営委員会事務局」のチャンネルで閲覧できる。
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