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脳神経内科 パーキンソン病の治療ってどんなことをするのですか?
iPS細胞を応用したパーキンソン病の世界初の治験が始まりました。しかし、今は多くの患者さんが受けられる治療ではなく、これから確立される治療法です。すでにパーキンソン病の治療は、「薬物療法」と「リハビリテーション」により10年、20年にわたり生活を続けることができるようになっています。
脳内で起こる神経伝達の異常で身体を自由に動かすことが難しくなるパーキンソン病ですが、その症状を抑える薬は飛躍的に進歩しています。一方で治療期間が長くなると、薬の効果が長続きしない、薬が効きすぎて意図せず身体が動いてしまうなどの問題も生じます。これらに対しては薬の調整や脳の外科的手術のほか、胃ろう手術と同様の治療により安定した生活を続けることができるようになりました。
これらの治療と同時にリハビリテーションが重要です。薬物療法や手術療法では良くすることができない症状でも、リハビリテーションにより改善できることがあります。パーキンソン病には「歩き始めに足が出ない」「力があっても立ち上がれない」などの症状があり、筋力トレーニングとは違った独自のリハビリテーションが必要になります。動作を補助する目印をつけたり、リズムを取りながら動いたりと、視覚や聴覚を使って体の動かし方、バランスの取り方を身につけていきます。
パーキンソン病は長期にわたる診療となりますから、患者さんやご家族の日常生活を維持するためには医療と介護の連携も欠かせません。私は啓蒙活動として、医療と介護を連携した研究会を開催し、地域包括ケアシステムの成熟に取り組んでいます。また当院では、隣接する「登戸メディケア訪問看護リハビリステーション」と連携し、介護保険の枠組みの中で専門性の高い訪問看護と訪問リハビリテーションを提供しています。
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4月19日