内閣府と都道府県・指定都市が共催する今年度の「心の輪を広げる体験作文」で、川崎市立菅中学校3年の石川和磨さんが中学生部門で市内の最優秀賞に輝いた。同校3年の泉谷菜月さん、鈴木紗奈さんも優秀賞に選ばれ、入賞上位3人を菅中の生徒が占めた。
12月3日から9日までの「障害者週間」の取り組みの一つとして、障害のある人に対する身近な体験や自分の思いをつづった作文を募るコンテスト。今年は「出会い、ふれあい、心の輪」をテーマに実施された。
最優秀賞に選ばれた石川さんの作品タイトルは「はとこの勇気」。自閉症のある1歳年上の「はとこ」が不登校になってしまったことや、それを乗り越え高校に進学したこと、彼の勇気に影響を受けたことを丁寧に書き表した。泉谷さんは障害のある同級生と修学旅行などで共に行動したこと、鈴木さんは知的障害者が働く施設での職場体験について、それぞれの学びを作文にしたためた。
とどろきアリーナ(中原区)で11月17日に行われた表彰式では、受賞者を代表して石川さんが作文を朗読。式典後、石川さんは「(最優秀賞受賞は)うれしい。これからも文章を書くことを続けていきたい」と話していた。
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