下布田小学校創立40周年記念事業実行委員長を務めた 田村 潤さん 中野島在住 53歳
郷土と人、つなぎ役に
○…創立30周年の翌年から5年間、下布田小で18代目のPTA会長に従事。昨年発足した記念事業準備委員会を経て、27人をまとめる委員長に就いた。10年後を見据え、「さまざまな事業のノウハウを記録に残せるよう、手順を見直しながらしっかりやろう」と決心。学校備品の修繕や17日の式典での歴代校長への感謝状贈呈を提案、企画した。
○…「実行委員会と学校が一緒になって両輪で関わろう」と、実行委員一人ひとりの参加意識を重視。記念事業の目玉「せせらぎ観察園」の看板づくりは、委員有志の協力で技術や材料、道具が集結。先月、わずか一日で完成させた。「気持ちを一つに携われたことが、良い思い出になった。子どもたちに良いものが提供できたと実感している」
○…幼少から中野島で育ち、中野島小を卒業後に下布田小が開校した。中学から大学までバスケットボールに打ち込み、大学を出てディスカウント店を展開する「ジェーソン」に就職。千葉県の本部に配属され、商品部で仕入れを担当するなど現場で9年間修行を積み、31歳のとき実家に帰ってきた。父親が創業したジェーソン中野島店(新光商事)に勤務する傍ら、消防団に10年所属し、中野島町会の交通部にも携わった。2004年に父親の後を継いで社長に就いた後は、介護タクシー事業にも着手。「時代に合わせて、この町に新しいものを提供してきた歴史がある」。地元への貢献を常に考え、舵をとる。
○…息子2人娘2人は皆、下布田小の卒業生。PTA会長として入学式、卒業式のあいさつにも立った。長男が所属した少年サッカー「FC青空」では週末の練習で同校の校庭に通い、同級生約20人を卒業まで見届けた。「自然体で地道に、町と住民のつなぎ役になれたら」。胸中を打ち明けた。
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4月19日