川崎市緑化センター(宿河原)の温室で、観葉植物として知られる「アガベ・ベネズエラ」が11月下旬から花を咲かせている。同園相談員の遠藤昭さんは「花弁がなく、おしべとめしべだけの変わった花。国内での開花は珍しい」と話す。
アガベ・ベネズエラの俗名は「ドアフ・センチュリー・プラント」。ドアフは小人という意味で、「世紀の植物」という通り、100年に1度しか開花しないとされている。
同園で開花した「アガベ」は、遠藤さんが知人から数年前に受け継ぎ自宅で育てていたもの。9月上旬に芽が出てきたといい、多くの人に見てもらいたいと同園に移動。その後も成長を続け、先月25日に開花を確認した。11月末時点の高さは約2メートルで、花の多くはつぼみの状態。遠藤さんは「鉢植えなので小さめ。しばらくの間は咲き続けるのでは」と話していた。
園内では、ユーカリの花も見頃を迎えている。オーストラリアに住んだ経験のある遠藤さんが、現地から種を輸入し育成。赤い花が咲く2つの品種で、「日本はハーブ用の白い花が咲くものが多く、赤い花はほとんど見られない」と遠藤さん。ユーカリは西園芝生広場の南側で鑑賞できる。
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