菅仙谷のどんど焼き「仙谷歳の神」が1月14日に行われた。近隣住民が正月飾りなどを持ち寄り、燃え上がる炎を前に今年1年の無病息災、家内安全を願った。
地元の仙谷仙和会(熱方猛会長)がどんど焼きを復活させてから約30年。先月には、開催を前に西菅小学校の4年生に向けた勉強会を行ったという。高さ約5メートルにおよぶ竹のほこらは、開催前日に仙和会メンバーが設置した。
今年も和太鼓チーム「雷鼓」の演奏が会場を盛り上げ、多くの人に見守られながら点火。一気に炎が燃え上がった=写真。火が落ち着くと、木の枝に刺した繭団子(まゆだんご)が来場者に配られ、火であぶりながら伝統行事を楽しんでいた。熱方会長は「天気も良く、多くの人が来てくれた。今後も子どもたちに伝えていきたい」と思いを話した。
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