神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2019年1月25日 エリアトップへ

多摩区 自転車事故が47件減 市内利用者の6割「違反」

社会

公開:2019年1月25日

  • X
  • LINE
  • hatena

 2018年に多摩区内で発生した交通事故494件(前年比49件減)のうち、自転車関係の事故は128件。前年から47件減少し、事故総数の3割を切った。

 神奈川県交通安全対策協議会が定める「自転車交通事故多発地域」に7年連続で指定されている多摩区。多摩警察署では関係機関と協力し、啓発活動の強化や教育機関等での交通安全教室のほか、スタントマンが事故を再現する「スケアード・ストレート方式」の教室を中高生向けに開講するなど、交通マナーの向上に努めてきた。交通課の三浦諭課長は「区内の事故件数はここ5年だけみても一番少ない。今後も高齢者や子どもを中心に対策を強化したい」と話す。

 市全体では、交通事故件数は17年にいったん増加したが減少傾向にあり、ピーク時(00年・8425件)の約4割となっている。一方、自転車関係の事故は02年の2146件から半減しているものの、ここ5年ほどは横ばい。交通事故全体に対する比率は30・4%で、県平均の23・2%を上回る。

 市によると、自転車関係の事故では自転車側の安全不確認や一時不停止など、利用者の約6割にルール違反があるという。市の担当者や警察関係者は「ルールを守れば防げる事故もある。自転車利用者の意識向上が事故防止のカギ」と口を揃える。

5区に指導員派遣

 市は対策として、自転車交通事故多発地域に指定されている5区(多摩・川崎・幸・中原・高津)に自転車マナーアップ指導員を派遣。4人の指導員が週4日、各区の重点地域を巡回し、「ながらスマホ」やイヤホン使用者などに直接指導して注意を促している。

 市は17年度までに事故多発箇所(菅36号線など)32カ所に自転車道や自転車専用通行帯などを整備。今年度中には自転車利用者が多い向ヶ丘遊園駅など15カ所と川崎区殿町周辺の地域自転車ネットワーク計画を策定し、次年度から整備する予定だ。

【ナイスオン】【バンバン】

【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替

https://www.niceon-golf.jp/ http://www.prime777.co.jp/

<PR>

多摩区・麻生区版のトップニュース最新6

ツチノコの謎 映画で迫る

麻生区在住今井監督

ツチノコの謎 映画で迫る

目撃談追い続け5月公開 

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CFに初挑戦、資金募る

4月12日

ボトル販売、実現へ

かわさきそだちワイン特区

ボトル販売、実現へ

規制緩和 観光振興も期待

4月12日

水路に蓋 地域の願い実現

多摩区菅馬場

水路に蓋 地域の願い実現

危険な通学路、一部解消

4月5日

天井絵「雲龍図」5月に公開

麻生区黒川西光寺

天井絵「雲龍図」5月に公開

市制100周年事業に認定

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook