多摩区版 掲載号:2019年3月8日号
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小学生ハンドボールクラブ「生田HCボンバーズ」のヘッドコーチを10年務める 関口 和之さん 生田在住 57歳

褒めて育つ「笑顔が一番」

 ○…2002年に誕生した市立生田小学校のハンドボールクラブで、翌年から補助コーチを担当。10年前、発起人2人の転勤に伴いヘッドコーチに就き、指揮を執ってきた。地元を中心に6学年の男女52人が集うクラブのテーマは「全員が楽しく真剣に」。チームを強くする「強化」と競技人口を増やす「普及」の二本柱を掲げて突き進む。

 ○…生田小から生田中に進学し、ハンドボール部で競技を始めた。野球経験を生かしてのめり込み、桐蔭学園の高専でも強豪のハンド部に入部。4年のとき全国制覇、翌年は準優勝を果たした。卒業後もOBチームでプレーを続けた後、20年ほど競技から離れたが、ミニバス選手だった長女が「ボンバーズ」からレンタル所属の依頼を受けたことを機に、指導者の道へ。視界が一気に開けた。

 ○…生田小の施設開放団体として練習日は原則平日の2日間で、夕方6時から2時間。新米指揮官のころは、チームでパスが全くつながらないなど行き詰まった経験も。ある日、やる気のある一人の新入部員を見て「勝てないのを選手のせいにしていた」と気づき、一方通行だった練習の改革を決意。5年ほど前から日本ハンドボール協会が行う小学生指導者向けの全国講習会に参加し、ドイツなど強豪国の講師から、短時間で効率重視の練習法を学んだ。「選手が飽きないように常に全員を動かし、気が付いたら笑顔になる練習。学生時代のハンドとは全然違う」。実践と試行錯誤を重ね、男女とも全国大会に進出するまでに成長した。

 ○…生田中PTA会長時代はハンド部発足に尽力し、自営業の傍ら外部指導員に10年間従事。初の全国出場を決め、今月挑む。「ボンバーズ卒部生が生田中で競技を続けてくれるのがうれしい」。後進育成に魂を注ぎ続ける。

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