第59次南極地域観測隊の夏隊に同行し、昭和基地に滞在した市立菅小学校教諭の山口直子さん(45)が3月2日、溝口の川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)のトークイベントに登場した。
この企画は同センターが3年前に始めた「川崎で輝く女性たち・女性が語るトークサロン」の第8弾として開催。約30人が参加した。山口さんは撮影した写真、動画を紹介しながら、調査や研究に携わった経験談を披露。「誰も行けなそうな場所に足を運んで研究や現地の様子を記録することで、知らないことを知る楽しさを多くの人に伝えていきたい」と思いを語った。参加した山澤和子さんは「山口先生の女性としての積極的な生き方が素晴らしい。魅了された」と感想を話した。
カメラマンの経歴も持つ山口さんは2017年11月から約4カ月間、国立極地研究所等による教員南極派遣プログラムで現地へ。滞在中の昨年2月には、衛星回線によるライブ映像で南極と学校をつなぐ特別授業を菅小と百合丘小で実施した。
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