2017年4月から2年間、多摩区長を務めた石本孝弘さん(60)=中原区在住=が定年を迎え、3月31日付で退任する。
幸区出身の石本区長は1981年、川崎市役所に入庁し、都市開発局(現まちづくり局)へ。2011年には登戸区画整理事務所長に就き、まちづくり局計画部長、市街地整備部長を経て多摩区長に就任した。
登戸区画整理事務所での勤務時代を含め、多摩区には6年近く携わってきた。「区長になってから区民の皆さんには温かく迎え入れていただき、支えられてここまでやってこられた」と感謝の気持ちを表す。
在任中に印象に残った出来事として、風水害を挙げる。台風21号による暴風雨に見舞われた2017年10月22日夜。川崎市長選と衆院選の開票が行われ、避難所にもなっていた市立東生田小学校で職務にあたった。台風24号により区内でも倒木が相次いだ翌年9月30日は、本部の区庁舎に泊まり込み指揮を執った。石本区長は「災害はいつ来るか分からないということを実感した。今後も対策に力を入れなければならない」と強調する。
区画整理をはじめ登戸駅周辺の利便性向上や、向ヶ丘遊園跡地の利用計画などにも触れ、「生田緑地や藤子・F・不二雄ミュージアムなど各施設が集う、豊かな資源が強み。これからの発展が楽しみ」と期待を寄せた。
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