天皇陛下のご退位と新天皇陛下のご即位に際しまして、新元号【令和】をお伝えする使命を無事に果たせましたことは、望外の喜びであり、心より感謝申し上げます。
平成から令和に代わる節目に立ち会えたことに、不思議な巡り合わせを感じています。まさか、私が元号揮毫の大役を担うとは、想像も出来ないことでした。
今は、公務員の守秘義務のため、お話し出来ない事ばかりですが、菅官房長官が【令和】を掲げられた時間と私が原稿の活字を受け取った時間の差は、あまり無かったことは申しておきましょう。どのような状況下で話しが来たか、勿論口外出来ませんが、責任ある大役であることはわかりました。「平成」の発表を踏襲する形で、「墨書き担当」が決められたと察せられます。
新元号発表以来、自分を取り巻く状況・環境が想像を超えて、大きく変わったことは事実で、戸惑いを隠し切れません。しかし、漢字の持つ文化を墨、紙、筆で表現する書の魅力を、多くの人々にお伝えすることが出来たのではないかと思っています。
4月1日の揮毫日は、清々しい朝日を浴びて氏神様の諏訪社(長沢)に参拝して、無事に使命を果たせますよう祈願致しました。
新天皇陛下の門出に携わる機会を頂いた幸せは、神様のご加護の賜物であると感激しています。この気持ちを忘れることなく、生涯精進を重ねて参りたいと思います。どうぞ、宜しくお願い致します。ありがとうございました。
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