雑誌編集者として32年間勤め、今春の統一地方選で初当選。立候補を表明した昨年以降、地元での活動を通じて「身近な課題に対する住民の訴えが多い。対話を重ねる中で、さまざまな要求を聞き出すことの大切さを実感している」と手応えを話す。
子どもから高齢者まで、悩みを抱えながら誰にも相談できずに孤立するケースに危機感を持つ。「公共施設はどこもいっぱいで、集まりたくても気軽に借りられる場所がない。文化活動やスポーツを通じた交流をはじめ、災害時の拠点としてもコミュニティーセンターが必要」。世代間をつなぎ、人と人の距離を縮める必要性を主張する。
農家の世代交代が進む中、農地が減少している現状にも触れ、都市農業ならではの課題に着目する。「多摩川梨やのらぼう菜など、川崎市、多摩区らしい農作物の普及に取り組みたい」。多摩区の魅力発信を念頭に、地道に活動を続けていく。
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