登戸新町で児童らが殺傷された事件から丸1カ月。「多摩区子ども見守りの日」の取り組みが、きょう始まる――。多摩区と多摩警察署、関係団体による2回目の緊急会議が6月24日、区役所で行われ、毎月28日を「多摩区子ども見守りの日」とすることを正式に決定。長期休暇を除く毎月28日に、カリタス学園を含む区内15小学校を対象に見守り活動を強化する。
多摩署では登下校時に各校1人の署員を配置しているが、毎月28日は2人に増派予定。多摩防犯協会は、月に3回実施しているパトロールのうち1日を、「見守りの日」にあてる。初日のきょう、多摩署で出発式が行われる。
不審者情報地図で発信も
多摩署は市民への情報発信として、公然わいせつや痴漢、不審者などの事案発生地点を示した地図を、同署のツイッターで配信することも決めた。今年1月以降の発生場所を示すもので、登下校など時間帯別の地図も用意。7月1日から開始予定で、1〜2週間に1回程度更新するという。
緊急会議は今回で終了。今後は、防犯や交通安全等の活動報告の場として以前から組織されている「多摩区安全・安心まちづくり推進協議会」が役割を担う。多摩区町会連合会の濃沼健夫会長は「長期的にみて、情報交換の場として有効に使えると思う。他団体も参入を検討してもらえたら」と提案。事務局の区危機管理担当は「各団体、日頃からとてもきめ細かく活動している。連携して議論を続けていくことが大事」と先を見据えた。
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