今年と昨年の「長尾の里あじさいまつり」で実行委員会が募金を呼びかけ、先月までに約30株のアジサイが植栽された。場所は府中街道「あじさい寺入口」交差点近くの平坂の斜面。「あじさいいっぱい運動」として、沿道を彩る環境づくりを続けていく。
まつりの会場となる妙楽寺のほか、周辺でも住民らが植栽や手入れをするなど地域一帯でアジサイを楽しめる長尾地区。さらに沿道をきれいにしようと、植栽に向けた募金を昨年初めて企画。今年も先月16日、まつりで寄付を呼びかけた。協力者からは、「毎年楽しませてもらっています」と感謝の声があったという。
植栽は長尾町会の環境美化部(隅田潤部長)を中心に、下草刈り前の5月と、まつり後の6月21日に実施。土留めや補強棒を打ち込み、目印に赤いリボンも施した。周辺には雑草のクズが生えやすく、手入れの継続が課題になっている。「自分たちでできる範囲をやりつつ、道路公園センターにも相談していく」と長尾町会の鈴木久夫会長。長尾の里あじさい保存会の井田光政会長は「今後も毎年募金を行い、皆さんにご理解いただきながらアジサイをいっぱい咲かせたい」と思いを話す。
区社協へ寄付も
実行委員会が長年続けている活動の一つが、多摩区と宮前区の社会福祉協議会への寄付。今年は7月11日、まつりの実行委員長でもある鈴木会長と井田会長、妙楽寺の溝江光運住職が多摩区社協を訪れた。同社協の田村弘志会長は「少しでもこの地域に住んでよかったと思えるよう、活用していきたい」と話した。
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