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3周年を迎えたおしゃべりサロン「あゆみ」を主宰し、母子支援活動に尽くす 大庭 美代子さん 中野島在住 50歳

掲載号:2019年7月19日号

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「夢」描ける喜び、広めたい

 ○…妊娠や出産、子育ての悩みを気軽に話してもらう場として中野島と生田で始めた、おしゃべりサロン「あゆみ」が7月で3周年に。記念企画として、14日には故郷熊本の震災復興支援チャリティーイベントを中野島で開催。約80人が参加した。2周年のときはほぼ一人で企画を練ったが「今年は普段のサロン参加者が運営で動いてくれて」と感謝をにじませる。

 ○…熊本県で生まれ育ち、幼少期から貧困を経験。偏見や差別に苦しむ少女の心を救ったのは、小3のころ担任だった30代後半の男性教員だ。事情のある子どもたちを自宅に招いて勉強を教え、おやつをふるまってくれた。「こんな先生になりたい」。国立大学の教育学部で学び、IT企業に就職して長男を出産。「うまくいくはず」と思った矢先、産後うつに悩み、役所の育児相談では周囲の親たちと比較してさらに落ち込んだ。「あなたが笑顔にならないと、子どもが笑顔になれないのよ」。そんな一言で肩の力がふっと抜けた。30代後半で助産師を目指し、看護学を専攻し助産師、看護師として勤務。夫の転勤で6年前、中野島へやってきた。

 ○…多摩区役所で非常勤の保健師として2年勤め、子育て支援団体のNPO法人ままとんきっずとの接点を機に講演依頼を受けるように。行政委託の新生児訪問指導員や妊娠葛藤相談窓口の電話相談員、クリニックの非常勤助産師など活動の幅を広げ、母子支援に尽力。市立下布田小では市の委託を受けた寺子屋運営委員会の代表として、児童と地域の橋渡し役を担う。

 ○…「暇があればサロンのことを考え、ブログを更新する」。休日は月2日程度だが、恩師が人生を変えてくれたように、「経験を伝えることで誰かの可能性が広がれば本望」。夢が持てるように―願いを込め、活動する。

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