多摩区版 掲載号:2019年7月26日号 エリアトップへ

平和の大切さを継承する市民団体「平和を願う会」で共同代表を務める 萩坂 心一さん 登戸在住 61歳

掲載号:2019年7月26日号

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次代へ、演じ伝えて

 ○…広島で被爆した森政忠雄さん(麻生区在住)の講演に感銘を受け、共に平和の大切さを伝えていきたいと奮起。原爆を題材に、2年前から朗読劇や講演会を企画してきた。8月3日に行う3度目の朗読劇では「原発」に光をあてる。「以前、若い参加者に『原発についてはどう思いますか』と聞かれ、ずっと引っかかっていた。考えるべきことは原爆だけじゃない」。演出者かつ役者として、思いを表現に込める。

 ○…都内の私立高校で国語の教師をしながら、30代のころから教員らによる劇団に所属。地域で芝居をやってみたいと55歳で早期退職し、市内で活動する中で森政さんとの出会いが転機になった。今回取り上げる原発については、退職前に10年間取り組んだ青森県六ヶ所村への研修旅行を思い返す。「原子力施設で働く人がいる一方、反対する住民もいる。多様な価値観があることを生徒たちに見せたかった」

 ○…生まれ育ちは川崎区。高校時代はサッカー部の主将を担う傍ら、映画好きが高じて研究会を設立。暇さえあれば映画館に足を運び、映画評論家を目指したことも。「面白くない作品も見ないといけないと知って、諦めた」と笑う。現在は登戸に住んで20年以上、別の私立校で非常勤講師として教壇に立ち続ける。「言葉が持っている力や、勉強していることが今の世の中とどうかかわっているか知ってもらいたい」

 ○…同会の朗読劇のほか、演劇や民話朗読で市内のステージに立つ。「父親役とかおじいちゃん役とか。今はひげを伸ばし中」と役作りも。演出者としては、多くの人を巻き込むコーディネーターを志す。「かっこいいことを言うと演劇で世の中を変えたい。子どもが幸せを感じられる、自信が持てる世の中に」。舞台から社会へ、一石を投じる。
 

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