川崎市立下布田小学校で「防災の日」の9月1日、多摩区総合防災訓練が開催された。区民らおよそ千人が参加し、防災に対する意識を高めた。
多摩区が取り組む訓練として5回目の開催。今回は「防災をキーワードに地域がつながる訓練」とし、企業や市民団体など多様なジャンルの48ブースが出展した。
前日からの宿泊で知識や技術を身につける「防災キャンプ」には約50人が参加。訓練では成果発表として学んだことを地域の人に伝えた。参加した下布田小学校3年の西川虎汰君は「ダンボールで寝たり、食器作りをしたり。地震にちゃんと備えないといけないと思った」と感想を話した。
共催した下布田小学校避難所運営会議の近藤清委員長は「朝の避難所開設訓練もスムーズにできた。充実した内容で、他の地域にも生かしてもらえたら」とコメント。同校の千野隆之校長は「子どもたちもたくさん参加し、楽しみながら学べてよかった」と語った。
次回の区総合防災訓練は11月3日(日)、東生田小学校で開催される。
多摩区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|