今月9日早朝に首都圏を直撃した大型の台風15号は、多摩区内にも大雨や暴風による物的被害をもたらした。
多摩区道路公園センターには、同日午前11時30分ごろまでに32件の通報が寄せられた。同センターが管轄する道路や公園内での発生で、樹木の枝折れを含む倒木が最多で21件、橋の側溝の詰まりが4件、ガードレールの倒壊などその他が7件だった。同センター管轄内では10日時点で、死傷者や甚大な物損被害は報告されていない。
同センター管理課は「自宅敷地内や付近に樹木がある場合は、強風による倒木に十分気をつけてほしい」と呼びかける。
台風上陸の前夜、多摩区内では土砂災害警戒区域の避難所13カ所を開設。そのうち10カ所で20世帯30人が利用した。多摩区危機管理担当によると、今回の利用人数は2017年10月22日の台風21号接近時の42人に次ぎ、過去5年間で2番目の多さとなった。
川崎市危機管理室による9日午後1時時点の発表では、建物被害として非住家のプレハブ倒壊が多摩区で1件発生。川崎区、幸区、中原区、宮前区の合計約4800軒で停電が発生した。
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