登戸の川崎新田ボクシングジムが2010年から取り組んできた「防犯ロードワーク」を、全国へ展開-。ボクサーが防犯ビブス(ベスト)着用でロードワークを行い、地域の安全・安心に貢献しようと、日本プロボクシング協会(花形進会長)と公益財団法人全国防犯協会連合会が協定を締結。先月18日に都内で調印式が行われた。
プロスポーツ組織と同連合会が協定を結ぶのは初。この日は花形会長と、日本プロボクシング協会で事務局長を務める川崎新田ジムの新田渉世会長、全国防犯協会連合会の田中法昌専務理事が出席。思いを共有した。
新田会長は協会の理事、事務局長としてこの活動を主導していくとし、「250以上の同協会加盟ジムのうち、実際に取り組んでいるのは2団体のみ。積極的に賛同を呼びかけて、活動を全国に広げたい」と意気込む。
川崎新田ジムでは、所属選手や練習生が防犯パトロールのロゴ入りビブスを着て、ロードワークを兼ねた見回り活動を9年前に開始。多摩警察署からジムに情報提供できる仕組みを確立しようと、翌年には不審者などの情報提供に関する協定を同署と結んでいる。
同ジムは現在、多摩防犯協会(末吉一夫会長)から支給されたビブスをこの取り組みに使用。今年5月に登戸新町で起きた殺傷事件を受け、発生現場をロードワークのコースに追加し、活動を続けている。
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