生田地区社会福祉協議会と生田地区老人クラブ連合会による「お年寄りのつどい」が11月4日、市立生田小学校体育館で開催された。各老人会の演芸や趣味作品が一堂に会し、親睦を深めた。
生田地区の交流の場として今年で35回目。同地区社協の西尾信会長は「手の込んだ素晴らしい作品、唄や踊りに勤しむこと、どちらも健康長寿の源。いかに健康長寿を楽しむか、社協の役割もますます大きくなっている」とあいさつ。多摩区社協の田村弘志会長は、台風19号の被害について触れ、「知り合い同士、助け合うことが必要。皆さんの力と知恵を多摩区のために使ってもらいたい」と呼びかけた。
会場には手芸品や絵画など60作品以上が並んだほか、ステージには28組が出演。民謡やフラダンス、ハンドベルなど、多彩な演芸を披露した。
山崎会長へ黙祷
昨年から多摩区老人クラブ連合会の会長を務めていた山崎雅彦さんが10月20日、肝臓がんのため亡くなった。84歳。
山崎会長は30代で「生田山の手老人クラブ弥生会」を設立して以来、生田地区を中心に老人会活動に尽力。一昨年、育成功労者として厚生労働大臣表彰を受章した。
「お年寄りのつどい」は山崎会長が力を入れていた催しの一つ。今回は開会式前に参加者全員で黙祷し、冥福を祈った。生田地区老人クラブ連合会の根本政夫会長は「山崎は若いころから老人会を引っ張ってくれた。今日のつどいが行われたことも、喜んでくれていると思う」と話していた。
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