多摩消防署(秋元良己署長)と多摩消防団(井田哲芳団長)による「多摩区消防出初式」が1月9日に行われた。今年は市の代表会場として、初めて生田緑地で開催。消防署職員や関係団体ら315人が参加し、地域の安全を守る心構えを新たにした。
市の統一標語に「火災ゼロ/目指す心に/金メダル」を掲げ、当日は多くの区民が来場する中、福田紀彦市長や市消防局の原悟志局長も出席。秋元署長は「多摩区を災害に強いまちにすべく、全力を挙げて取り組む。皆さんにはあらゆる災害を想定内とする備えをしていただきたい」と訓示を述べた。
川崎古式消防記念会による木遣りとまとい振込み、はしご乗りが会場を盛り上げたほか、市消防音楽隊とカラーガード隊による演技が花を添えた。消防団による勇壮な一斉放水=写真上=で閉幕。井田団長は「消防署と消防団が一致協力し、安全、安心なまちづくりの実現に向けて努力していく」と決意を語った。
出初式後は、消防協力団体新年会をJAセレサ稲田支店で開催。多摩防火協会の岸井洋一会長=人物風土記で紹介=は「横のつながりを深め、助け合える体制をつくりたい」と思いを話した。
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