市内小学校の新1年生の交通安全に役立ててほしいと、セレサ川崎農業協同組合(JAセレサ川崎)は先月27日、川崎市にランドセルカバー1万3600枚を寄贈した。公立114校と私立・支援学校など6校の合計120校に配布される。
同組合が2008年から実施している社会貢献事業で、今年が13回目。児童代表として贈呈式に出席した西生田小学校(麻生区)入学の兼平大雅君と石井祐衣さんへ、副組合長の森安男さんから記念品が手渡された。また、金融機関4社(みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン日本興亜、明治安田生命保険、第一生命保険)からも、登下校時の交通事故傷害保険が付いた「黄色いワッペン」1万3455枚が贈られた。
福田紀彦市長は「新入学児童の事故割合は多いので寄贈はありがたい。全ての小学1年生が素晴らしいスタートを切れるように、市としても見守る取り組みを続けていきたい」と話していた。
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