3Dプリンター事業などを展開する(株)イグアス(幸区・矢花達也社長)は先月から、自社製品を活用して開発した「3Dマスク」の設計データを無償で公開している。同社は「マスクが入手できず不安を感じている方々に活用してもらえたら」と、3Dマスクの普及を呼びかける。
新型コロナウイルスの感染拡大によるマスク不足を受け、矢花社長がマスクの開発を発案。3月初旬に設計に取りかかり、試験的に装着した社員の意見をもとに改良を重ねた。3Dシステム営業部部長の吉澤岳明さんは「隙間をなくし、顔に自然にフィットする形を作るのに試行錯誤しました」と語る。
材料にはナイロン粉末を使用。中心に呼吸用の穴が開いており、そこに内側からガーゼや任意の素材を挟んで装着する。
設計データは同社ウェブサイトで公開。1万ダウンロードを超え、自社で制作した3Dマスクを社員に配布している企業や、家族のために個人で製作している人もいる。マーケティング部部長の早村文宏さんは「対応機種のプリンターがあればだれでも製作できる。咳エチケットを守るために使ってもらえれば」と話す。詳細は同社サイト(https://www.i-guazu.co.jp/)。
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