多摩区道路公園センターは7月13日、台風や豪雨の浸水対策として自由に利用できる「土のうステーション」を菅稲田堤と堰に設置した。令和元年東日本台風(台風19号)の浸水区域を対象とした取り組みで、多摩区での設置は初めて。
持ち出し自由に
設置場所は、菅第4公園(菅稲田堤3の9の1)と、県立向の岡工業高校近くの空き地(堰1の19)。菅第4公園は浸水被害のあった三沢川周辺の地域だが周囲より高い台地で、2カ所とも車でのアクセスが可能な場所になっている。
土のうステーションには、1カ所あたり100袋程度の土のうを設置。網状のカバーを開閉して誰でも自由に取り出すことができる。使用した土のうは持ち出した人が処分。区職員が定期的に補充していく。
区担当者は「まずは昨年の台風を受けた対策として設置。他の場所については未定だが、今後もできれば増やしていきたい」と話す。土のうは菅北浦の区道路公園センターでも配布している(要事前連絡/【電話】044・946・0044)。
今回の措置は、台風19号に関する市検証委員会の結果を踏まえた対策の一つ。三沢川関連では県と市が各工事に取り組み、水路監視用カメラや水位計の設置、水門補修工事などが進められている。
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