川崎市内の地下を通す工事が進む「リニア中央新幹線」の影響を検証するため、平瀬川の流量調査が先月行われた。川沿いの蔵敷親水広場(宮前区)付近で深さや流速を計測。流量は多かったが特異点はなかった。
工事はJR東海が2014年に着工し、市内では地下約50メートル(大深度区間)を通す計画。市民団体・平瀬川流域まちづくり協議会が、建設工事による湧水などへの影響を懸念し、流量計測を同社工事事務所に要望。昨年から共同で調査を行っている。
同社は「現在は工事前の調査。工事中の調査方法や対応は、今後協議会と調整して進めていく」としている。協議会会員からは「地下を掘れば水が流れてしまい、影響は免れないのでは。水無川にはしたくない」との声もあがっている。
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