多摩区から川崎区まで、市内約18キロメートルを流れる二ヶ領用水。8月8日午前、各地の拠点で同時にごみ拾いを行う「二ヶ領用水一斉清掃」が行われた。
日頃から二ヶ領用水の清掃活動に取り組む7つの団体による「二ヶ領用水クリーンアップ協議会」が主催。一斉開催として4回目の今年は、熱中症警戒アラート発表のため、久地円筒分水(高津区)を除く6会場での実施となった。多摩区では中野島二ヶ領公園と二ヶ領せせらぎ館、仲乃橋(宿河原)が集合場所になり、幸区や中原区などの全会場で合わせて105人が参加した。
仲乃橋には、二ヶ領用水宿河原堀を愛する会(関山武男会長)の会員を中心に25人が集合。川辺や花壇など、周辺のごみを拾った。関山会長は「普段も花壇の中からごみが出てきて、袋2つ分いっぱいになることもある。ポイ捨てはしないでほしい」と思いを話していた。
二ヶ領せせらぎ館には、同館を運営するNPO法人多摩川エコミュージアム(松井隆一代表理事)のメンバーのほか、JR登戸駅の職員や高校生も参加。宿河原取水口から川沿いにかけて、空き缶やペットボトルなどごみを集めた。「ごみ拾いはまちづくりの原点。安全や環境など、いろんな問題につながってくる」と松井代表。友人4人で参加した明星高校の諏訪部夏樹さん(18)は「ポイ捨てに対する思いが大きく変わった。他のボランティアも体験していきたい」と語った。
今回は感染対策のため、参加者はマスク着用を徹底。夏休みの子どもの参加を意識した日程だったが、熱中症の危険性もあり、時期の検討を指摘する声もあった。
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