明治大学平和教育登戸研究所資料館が、開館10周年記念誌「10年のあゆみ」を発行。全ページをサイトで公開している。
企画展や講演会、見学会など10年間の活動歴、所蔵資料の記録などを収録。カラーの表紙は、開館当時、建物前に植栽したハナモモの写真が掲載されている=写真。仕様はA4判で24ページ。山田朗館長は「まだ道半ばだが、資料館を拠点に戦争の本質について研究を続けていく」と話す。
毒物や中国の偽札など、旧日本軍の秘密戦研究施設を利用した博物館として、明大生田キャンパス内に開館し、今年3月に10周年を迎えた同館。コロナ禍で同月から企画展休止と臨時休館が続いている。記念誌は再開し次第、希望者に数量限定で無料配布予定だ。
講演会を動画配信
同館は2018年12月の企画展記念講演会「帝銀事件と陸軍登戸研究所―捜査手記から明らかになる旧日本陸軍の毒物研究」を動画投稿サイトのユーチューブで配信開始。同館サイト「イベントの記録」ページからもアクセスできる。
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