多摩区版 掲載号:2020年10月2日号 エリアトップへ

向ヶ丘遊園の思い出〈番外編〉 飲食で支えた40年 元・園内業者 瓜生さん

社会

掲載号:2020年10月2日号

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瓜生さんが保管していた閉園期の新聞
瓜生さんが保管していた閉園期の新聞

 向ヶ丘遊園が閉園する2002年までの40年間、園内の売店や模擬店を経営していた瓜生二十二さん(94)=南生田在住。当紙コーナー「向ヶ丘遊園の思い出」の写真と共に、眠っていた新聞や書籍を再び手にした。

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 大正の終わりに福岡で生まれた瓜生さんは、師範学校を経て上京した。書道を学び、教員の道に進むも10年ほどで退職。寿司屋の手伝いで飲食業に足を踏み入れた。1962年、向ヶ丘遊園で行われた防衛大博覧会に売店を出店。「成績を上げて小田急から常時出店しないかと言われた。委託業者の第1号だった」。妻と二人三脚で(株)九州を立ち上げ、ばら苑近くのパーラーを皮切りにスケートリンクやボウリング場、プールと、次々に店を展開。グラウンドでは、大規模な企業の運動会で模擬店を構えた。「やきそばやラーメン、おでん。腹が減っていていい景色の中で食べるからおいしい。景色も味の一つ」と微笑む。

 小田急沿線やよみうりランドにも店を持ち、最多で18店舗に。「朝4時からサンドイッチを作って、6時には本厚木の店へ。9時に遊園でバイトがいるか確認して、10時にはよみうりランドに行って――」と、多忙な日々だった。遊園がなくなると同時にほとんどの店を閉じた。「残念だよ」と、当時の思いをこぼす。

 ここ数年は近隣中学校の文化祭や小学校の寺子屋、書道教室で再び筆を執る。遊園跡地では、新たな開発計画が進む。「あまりお金がかからず、皆が気楽にゆっくり遊べる場所になってほしい」。思いを込めた。

当時を語る瓜生さん
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