二ヶ領せせらぎ館(宿河原)で先月末から、「多摩川の風景絵画展」が開かれている。10月31日(土)まで、水彩画を中心に多彩な多摩川の景色を楽しむことができる。
主催するのは「多摩川を描く会」。日本水彩画会・神奈川支部のメンバーを中心に、11人が所属する。恒例の同絵画展は今年で21回目で、10人の11作品を掲示。同館付近の中流域を中心に、御岳渓谷(青梅市)から河口まで、幅広く川の姿が描かれている。
代表を務めて2年目の矢島茂さん(71)=人物風土記で紹介=は、春の二ヶ領用水・南武線鉄橋付近と、土手から見える宿河原堰上流の多摩川を描いた。「アクリル絵の具で、光と影を意識して。場所もそういうところを選んでいる」と、川に反射する光や木陰を表現する。
宿河原在住の玉村記美子さん(78)は、同会が絵画展を始めた当初からのメンバー。「有志が集まったところに誘われて。主婦だから、絵をやってつながりができてうれしかった」と振り返る。今回は唯一の油絵を出品。植物で紫に染まった河川敷を切り取った。
絵画展は午前10時から午後4時まで(最終日3時まで)。月曜日と第3水曜日は休館。
問合せは同館【電話】044・900・8386。
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