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日本民家園のボランティア団体「炉端の会」で、今春から会長を務める 柴田 武さん 菅仙谷在住 74歳

掲載号:2020年10月16日号

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原点と基本、立ち返り

 ○…半年前、「名簿上は会長になった」。コロナ禍に始まった今年度、約240人の会員が活動休止を余儀なくされた。「みんな自粛が続くとモチベーションが下がり、心も病んでしまう。そんな半年間だった」。ようやく今月、囲炉裏の火焚きを再開。担当する土曜班の第1週目、開始前の雑巾がけから力を込めた。感染対策と共に制限は続くが、会長として一歩ずつ前進する。

 ○…65歳で仕事を離れると、歴史に傾倒した。江戸文化に興味を持ち、暮らしや建物について勉強。市の広報で会の存在を知り、7年前に足を踏み入れた。「江戸の庶民の暮らしは古民家につながる。説明できるようになるのがうれしかった」と、当初のノートはびっしり。同園の資料だけではなく図書館でも知識をつけた。「同じ時代の出来事やことわざ。お客さんに楽しんでもらえる話を集めた」。葉を使った伝統玩具「草バッタ」を作るチームの代表も担う。「早く教えたい」と教室再開を待ち望む。

 ○…愛知県出身。名古屋の金融機関に就職し、転勤で首都圏へ。平成の初め、菅仙谷に居を構えた。職場との行き来だけの生活だったが、退職後は多摩区観光ボランティアにも登録。寺社巡りや昔の街道を歩くウオーキングで、案内役として知識を生かす。「この活動で地元のことを知った。いろんな人が地域に目を向けるきっかけになる」

 ○…小中学生になった孫も訪ねてくる民家園。「昭和30年代までは茅葺屋根が実家にもあった。ここは原点を思い出すような場所」と追憶する。多彩なメンバーがそろう会の活動は幅広いが、大事にするのは基本の火焚きや清掃。「ボランティアは見返りを求めない。古民家を愛し、末永く後世に残す」。発足26年を迎え、その理念を継ぐ。

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