31年にわたり生田小学校の児童を読売ランド前駅で見送り、同駅への地域交通安全員の配置終了により3月に活動を終えた工藤孝子さん(75)=西生田在住。児童と保護者らの手作りの寄せ書き=写真下=を、2年生の遠藤智也君と松崎哲範校長が10月8日朝、同駅で工藤さんに手渡した。
遠藤君の母親・ひとみさん(42)は「電車が止まった去年の初登校日は、工藤さんが一緒に歩いて登校してくれた。雨の日も毎日いてもらえて安心だった」と感謝を表した。「退任は本当に残念。31年間も無事故で、子どもたちに愛情を注いでくれた。感謝しかない」と松崎校長。寄せ書きを手に工藤さんは「本当にうれしい。2代にわたって見守った親子もいる。いろんな子がいて叱ればちゃんと聞いてくれた。皆いい子になった」と思いをかみしめた。
生田小では約30人の児童が、同駅から隣の生田駅まで電車で通学する。工藤さんは平成元年に活動を開始。駅周辺の草取りや清掃を含め、朝7時ごろから1時間半ほど乗車する児童をホームで見送る活動を続けてきた。
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