多摩区菅北浦に道場を構えるプロレス団体「ヒートアップ」に所属し、12月7日にデビューを果たした、生まれながら耳が聴こえない先天性難聴の今井礼夢選手(16)。同日の興行「新百合ヶ丘大会」で、同団体の田村和宏代表(40)とのシングルマッチに挑み、13分28秒の熱戦の末、師匠の前に屈した。
感染症対策のもと10カ月ぶりの有料興行となったこの日は、新百合トウェンティワンホールに約200人が来場。第4試合に登場した礼夢選手は、代表相手に攻め続け、観客を魅了した。試合直後に代表から手紙を贈られると、女性ボーカルグループ「SPEED」元メンバーで参院議員の母・今井絵理子さん(37)の手話を通じて、「一緒に技やトレーニングを教えてくれて本当に感謝しています」と思いを伝えた。「試合前、にらみつけてきたので、やるなと思った」と田村代表。試合を振り返り、絵理子さんは「いつもと顔つきが違って驚いた」と話し、「楽しむことが大事」とエールを送った。
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