県立生田東高校近くの住宅地で、住民らによるささやかなイルミネーションが今年も通行人を楽しませている。今回は、昨年より２棟多い14棟が参加。アパートの各世帯でも電飾が灯るなど、協力の輪が広がっている。
生田８丁目で接する五反田自治会と生田山の手自治会の数軒によるこの企画は、昨年から本格始動。五反田自治会の住民で発起人の中里好市さんは「昨年は全世帯の賛同を得るのが難しかったが、今年は（近隣）全世帯が参加。『イルミネーションストリート』ができた」と喜ぶ。各世帯が資金面で協力し、今年は11月末に点灯。一帯に明かりが連なり、下校する高校生や散歩中の人にも好評という。
隣接する森林の美化活動にも尽力し、積極的に住民と関わってきた中里さん。「活動でつながりができたからこそ、イルミネーションも形になった」と語っていた。
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