今年度の神奈川県美化運動推進功労者に、多摩区から生田団地自治会(井上佶会長)と堰町会(小林光治会長)が選ばれた。表彰式は感染予防のため中止だったが、荻原圭一区長が12月17日、両者に表彰状を手渡した。
環境保全部が献身
生田団地自治会では5棟の住民が協力し、敷地内や周辺道路の美化活動を継続。月1回の清掃には、16ある区分けから2人ずつ参加し、花壇の草取りなどに取り組んでいる。このほか、ごみ置き場の整備や自転車置き場の管理など、幅広い活動を担うのが環境保全部。部長の高橋良行さんは「日頃からの意識付けが大切。皆で協力し合って、何年も積み重ねてきたことが表彰につながった」と語る。
17日は同自治会集会所で表彰式を開き、自治会のシニアクラブなど関係者も参加。生田地区町会連合会のキャラクター「仮面ウォーカーイクター」も駆け付けた。荻原区長は「表彰を契機にますますご活躍を」と激励。井上会長は2年後に建て替え工事が始まることに触れ、「団地ができて50年、住民みんなでやってきた。ここにいる限りきれいな団地をつくっていきたい」と力を込めた。
若い機動力で団結
昨年度まで2年間、区内の美化モデル地区だった堰町会。毎月第2日曜日には、防犯パトロールと同時にごみ拾いを実施。1〜3丁目が順番に担当し、町内の安全や景観を守っている。ごみ置き場の管理は役員と廃棄物減量指導員が協力して徹底。定期的なごみ箱パトロールや分別の推進、老朽したごみ箱の回収などに取り組んできた。
コロナ下では役員を中心に少人数での活動が続くが、今月は4カ所ある花壇の植栽も行った。「役員は平均で50代。若く機動力がある」と小林会長。「小さな動きでもこれまでどおり継続し、まちがきれいになれば」と思いを語った。
県による同表彰は1963年度に始まり、地域における美化活動の業績が顕著な団体、個人に贈られる。今年度は15団体、14人が選ばれた。
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