多摩消防団(増田朝光団長)は4月10日、川崎市消防訓練センター(宮前区)で辞令交付式を開催した。式には本団幹部のほか、新入団員と昇任団員、退団者らが参加。今年度の団員数は総勢157人となり、新たなスタートを切った。
式では新人として5人が入団し、11人が昇任、人が退団。増田団長は「昨年はコロナ禍で活動を自粛せざるを得ない状況となったが、規模縮小や人数制限をしながら続けてきた。安心安全のまちづくりを目指して、区民の笑顔のために今後も全力を尽くす」と決意を込めた。
多摩消防署の若林薫署長は「消防団は将来にわたり欠くことのできない存在。今後とも地域防災への協力を心よりお願いしたい」とあいさつ。退団者代表で登壇した前稲田分団部長の保田昌彦さんは「入団して16年間、無事務められたことは皆さんや家族の協力の賜物」と語り、新入団員に向けては「コロナ禍の活動は難しいと思うが、陰ながら応援している」とエールを送った。
女性団員15人に
多摩消防団では3年前から女性団員を採用。今回、女性1人が加わり、女性団員の定員15人に達した。入団した三好智恵さんは「ずっと消防の仕事に興味があり、役に立ちたかった。消火の方法などをわかりやすく広めていきたい」と思いを話していた。
この日は各班の車両点検のほか、女性団員の放水訓練なども行われた。
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