川崎菅星ヶ丘郵便局(菅北浦)課長代理の後藤勇樹さん(41)が特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、多摩警察署は4月9日、同局で感謝状を贈呈した。
後藤さんは3月31日、川崎中野島北郵便局で勤務中、窓口で90代の女性に対応。女性は身に覚えのないサイト利用料の支払いのため、約30万円を引き出そうとしていたという。「『利用料を払ったら3日後に返金されるから大丈夫』と話していた。これまで勉強会で学んだことと照らし合わせて、詐欺だと気づいた」と後藤さん。対話を重ね、警察への通報で被害を阻止した。
感謝状を手渡した多摩署の信澤公昭署長=人物風土記で紹介=は「非常に助かる。引き続き被害防止のために積極的に声をかけていただきたい」と話した。後藤さんは「これからも窓口でお客さんと話し、詐欺に気づけるような社員になりたい」と語った。
区内被害1千万円
多摩区内で今年発生した振り込め詐欺は7件(4月11日時点)で、被害総額は1千万円を超えた。今月6日には区職員を名乗った電話で「還付金があります」等と話し、ATMの操作を指示して犯人の口座に振り込まされる詐欺が発生。8日には、「あなたのカードが被害にあっています」との電話で暗証番号を聞き、キャッシュカードをだまし取られる詐欺が発生している。
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