持続可能な開発目標「SDGs」を推進する神奈川県は、県内中小企業などの15事例をまとめた冊子「中小企業SDGsBOOKかながわ」を発行した=写真。
多摩区に生田キャンパスを構える専修大学の関連事例として、商学部の谷口舞さんと中山勇さんによる取り組みを紹介している。2人は学内コンテストに参加し、ゼミ活動で流通サービス事業者の実態調査などを実施。コンビニやドラッグストアなど30社の開示情報からSDGs関連ワードを抜き取る手法で傾向を分析した。谷口さんは「食品廃棄の削減やレジ袋、リサイクルなど取り組みの多くが身近な生活の中にあると分かった」とコメントしている。
冊子は、県内企業やSDGsイベント等で配布。県のサイトでも全ページを公開している。
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