コロナ禍で昨年中止になった妙楽寺の「長尾の里あじさいまつり」は今年、6月20日(日)に開催を予定する。アジサイの管理を担う「長尾の里あじさい保存会」(井田光政会長)では、開催前後の手入れのため、作業ボランティアを募っている。
高齢化に人手不足
アジサイの管理は例年、同保存会や長尾町会の環境美化部が協力して実施。1998年に始まったあじさいまつりの歴史とともに、担い手の高齢化や人手不足が課題となってきた。「今後も安定的にアジサイを育てていくには新しい協力者が必要」と保存会の井田会長。「地域内の長尾小学校を卒業した児童は、アジサイが彩る通学路を通ったことをいつまでも覚えていると思う。ぜひ若い人たちや幅広い年代の皆さんに、次代につなげる市民活動として手入れをお願いしたい」と協力を呼びかける。
まつり開催前の下草刈りは6月5日(土)、開催後の剪定は7月3日(土)で、それぞれ午前8時から正午の予定。軍手や飲み物支給、カマ貸与。集合はあじさい寺入口信号近くの平坂。小雨決行、雨天は翌日に順延する。連絡先は井田会長【電話】090・3471・6300。
なお、今年のあじさいまつりは感染対策を万全にして開催予定。緊急事態宣言発令中は中止するが、中止の場合も下草刈りや剪定は実施する。
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