川崎市の魅力を市内外に広くアピールする「川崎市都市ブランド推進事業」で、2021年度の実施事業が先月決定。多摩区を拠点にするプロレス団体・ヒートアップの新たなチャリティーイベントも選定された。
「障がい者支援青少年育成チャリティー HEAT―UPとどろきアリーナ」と題し、聴覚障害者でも楽しめるプロレス興行を企画。音を振動に変える装置を大会に初導入するほか、映像での手話通訳、光の演出などを予定している。開催は9月17日の予定で、ユーチューブ配信で川崎の魅力を世界へ発信する。
昨年、先天性難聴の今井礼夢選手がデビューした同団体。興行での障害者雇用にも取り組むTAMURA(田村和宏)代表は「このような情勢の中、大会をみんなが動き出せるきっかけにしたい」と思いを込める。
市が広報と助成で支援する都市ブランド推進事業は今年度、ヒートアップのほか、一般社団法人ピッカの「夢を叶えるチャレンジ教室」と、かわさきFMのラジオドラマプロジェクトが昨年に続いて選ばれている。
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