今年3月、日光修学旅行の代替として川崎市立小学校6年生のために行われた「かわさき子ども元気プロジェクト」。市は5月17日、企画の立ち上げから当日まで約10カ月の軌跡をたどった記録動画を、市ユーチューブチャンネルで公開した。
よみうりランド貸切の日帰り行事として、114校の児童約1万2千人を対象に3日間行われた同企画。記録動画については、行程調整等を担ったJTBが「プロジェクトに携わった関係者の子どもたちに対する思いや行動を映像(レガシー)として残したい」と提案し、市に寄贈した。
昨年5月の修学旅行中止決定から始まる動画は約15分。日光からレシピを取り寄せたカレーライス再現など準備段階の様子をはじめ、児童が楽しむ姿、関係者の声がまとめられている。後日、児童から寄せられた手紙の紹介も。プロジェクトを担当し、動画にも映る市教育委員会の二瓶裕児さんは「無事、安全に開催できた。各学校から子どもたちが元気になったという声が届き、うれしく思う」と振り返った。
市は今年度の修学旅行について、まん延防止等重点措置下では「目的地の感染状況、関係自治体の方針等をしっかりと把握した上で、実施する前提で準備を進める」との方針を示している。
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