地域の安全のために活動する多摩防犯指導員会(淺谷登志雄会長)の委嘱式と総会が6月8日、区役所で開かれた。防犯指導員の任期は1期2年で、多摩区内の各地区から選出された18人が着任。新任の3人を迎え、新体制で始動した。
委嘱式には18人のうち17人が参加し、多摩警察署の信澤公昭署長と多摩防犯協会の末吉一夫会長も出席。信澤署長が指導員一人ひとりに委嘱状を手渡した。「防犯は我々だけの力では足りず、地域の皆さんが頼りになる。今後もお力添えを」と信澤署長。末吉会長は「協会として、皆さんの温かい協力と支援で事業を進めている。コロナが収束し、共に意見交換ができるようになれば」と呼びかけた。
菅町会の前副会長で、新たに防犯指導員に就いた能城敦さんは「町会では防犯担当として取り組んできた。今後も地元の活動をバックアップしながら、しっかり防犯に努めていきたい」と志を新たにした。
多摩防犯指導員会は、年金支給日に絡めて毎月15日に振り込め詐欺を警鐘するパトロールを実施。このほか警察や区、防犯協会と連携した活動や、区民祭での啓発も恒例だったが、昨年からコロナで休止している活動も少なくない。
防犯活動に20年以上携わり、会長として4期目の淺谷会長は「2年前も今回も3人が新任で、以前より交代が多い。コロナでなかなか集まれないが、横のつながりを強くして活動していきたい」と思いを語った。
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