今週末、7月4日に閉幕する川崎市岡本太郎美術館(枡形)の企画展「挑む 岡本太郎」。同館によると、4月下旬の開始以来、約1万9千人が来館(6月27日時点)。コロナ前の一昨年同時期の来館者は約1万2千人で、およそ7千人も増加した。増加の鍵をにぎったのは、来館者の大半を占める「20代から30代の若い世代」だという。
1999年に開館し、2012年に来館者数100万人、19年に150万人を突破した同館。例年は、学校団体など平日の無料来館者の割合が高い。しかし、コロナ禍では団体が減少。一方で、大型連休を中心に若い家族連れやカップルの来館が目立つようになったという。今春第3代館長に着任した土方明司氏=人物風土記で紹介=は、「時代を超えた感覚を持った岡本太郎の作品は古臭さを感じさせない。若い人が今の感覚で新鮮にとらえ直し、楽しんで見てくれている」と手応えを語る。
最終日、舞踊家とコラボ
同展最終日の4日には、関連イベント「生命の挑み」を開催。ロックバンド「Dragon Ash」を昨年脱退した舞踊家・ATSUSHIが、企画展示室と母の塔で太郎作品と競演する。午後3時から4時、無料(要観覧料)。常設展「岡本太郎の食」も同日まで。
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