川崎市が7月7日に発表した今年上半期(1月〜6月)の火災概要によると、火災件数は186件で昨年同期間より32件増加。火災原因の第1位は「放火」(疑いを含む)で、昨年より10件多い36件となった。
放火に次ぐ「たばこ」も32件と多く、昨年より9件増加。続いて「こんろ」が19件で5件減、「電灯・電話等の配線」が13件で4件増だった。
火災による死者は8人で、前年より2件増。うち7人は高齢者、6人は逃げ遅れだった。
市は放火について「家の周りに燃えやすいものを置かない、ごみは収集日の朝に出すなど放火されない環境づくりを」と対策を示している。
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