南生田の県立百合丘高校(今田浩二校長)で、校内に咲くユリを一般公開する第11回「やまゆり観賞会」が7月5日から10日に行われた。
同校のシンボル、ヤマユリを育てる活動「百合の花咲く丘プロジェクト」として、ユリ観賞のほか作品展などを同時開催する恒例イベント。10年目の昨年はコロナの影響で中止となったが、今回は公開期間を1週間設け、感染対策のもと行われた。
プロジェクトはPTAを中心にOB会「山百合会」や生徒、教職員らが植栽や手入れを担当。今年も校内の「丘」に50株を超えるヤマユリが咲き、初日から来校者の姿が見られた。校舎玄関には、美術部が手がけた観賞会のポスターや看板がお目見え。同部による絵画、書道クラスの俳句などヤマユリ関連の作品が展示された。
11年前のプロジェクト発足当時、PTA会長として活動をけん引した富岡明美さん=人物風土記で紹介=は「(麻生区の)保存会に講習会を開いていただき、長沢の市民団体に球根を植える手伝いをしていただくなど、多くの支えのおかげ。大人も子どもも一緒に活動を続けてきて、今は学校の特長になった」と思いをはせる。現在のプロジェクト代表でPTA会長の猪俣友美さんは「富岡さんがつくった活動。保護者や生徒の皆さんに興味を持って参加していただけるように、来年にしっかりつないでいきたい」と胸中を語った。
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