選手に手を振る小中学生ら
東京オリンピックに向け、ラグビー男子の英国代表が７月17日、事前キャンプ会場の等々力陸上競技場（中原区）で初の公開練習を行った。川崎市ラグビースクールの小中学生ら約１５０人が見学し、選手らと手を振り合うなど交流した。
この日はキャプテンのトム・ミッチェル選手（32）が「おはようございます」と日本語であいさつ。川崎市への感謝を述べ、英国代表の応援を呼びかけた。選手は観客と記念撮影をし、キックやパスなどの練習に励んだ。
見学した麻生ラグビースクール所属の坂本仁さん（11）＝多摩区在住＝は「動きが素早くてかっこよかった。英国も応援したい」と目を輝かせた。川崎市ラグビーフットボール協会の橋本哲夫会長は「子どもたちにとって、モチベーションを高めるすばらしい時間になった」と話していた。
同競技の英国代表はリオ五輪で銀メダルを獲得した強豪。日本代表と同じプールＢで、両者は７月26日に対戦する。
東京五輪・パラリンピックで英国のホストタウンを担う川崎市。同競技場では９日から事前キャンプが行われ、市は場内外に歓迎の装飾を施した。多摩区では区総合庁舎に横断幕を設置＝写真右。市内駅構内やＪＲ南武線車内でもポスターを掲示している。
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