区画整理が進む登戸で、小さなマルシェ「ちょいマル」を運営する 内山 恵太さん 専修大学3年 21歳
「地元」 で、出会いつなぐ
○…「いろんなお店を知ってもらいながら、皆さんからも多摩区のことを教えてもらえたら」。登戸駅近くで昨秋、一人で始めた月2回開催の小さなマルシェ「ちょいマル」。地元店の協力を増やしつつ、まもなく1年。常連も増え、会話に花が咲く。専大の学食をつくるパン屋に声をかけたり、祖父が育てたリンゴをベーグル店の商品に使ってもらったり――。「ちょいマルにしかできないこと」を形にする。
○…出身は北海道札幌市。専修大学の英語英米文学科への進学を機に、生田キャンパスのある川崎市へ。先輩の誘いで2年前、登戸エリアでごみ拾いを行う「グリーンバード専修大学チーム」の立ち上げに加わった。活動する中で地元の人々と関わり、地域の面白さを知ったことがマルシェの原動力に。今では学生40人が所属する同チームで、今年から代表を担う。「発足当時の思いを引き継ぎ、学生と地域とのつながりが薄れないように、代が変わっても続いていくようにしたい」
○…大学以前は「サッカーやダンス、趣味も多かったけど続かないタイプ」。マルシェを通じて「継続する力が身になっている」と、笑みを見せる。絵を描くことが得意で、商品と共に手描きのポップを掲示。区画整理エリアの店舗を巡り、現状をまとめたマップも手掛けた。来店者のポイントカードも自作。「違うお店のシールを集める仕組み」と、新たな商品との出会いにつなげる。
○…「小さいからこそファンとの関係性があるマルシェ」と、応援してくれる人たちを大事にする。大学3年、卒業後も地域に関わり続けることを思い描く。「ちょいマルはずっと続けたい。いつか独立して、何か楽しんでもらえることを多摩区でできたら」。この地で、培った縁を紡ぐ。
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4月19日