南生田・生田・枡形の市立3中学校による医療関係者に感謝を伝える取り組みで、昨年度始動した「不滅の医プロジェクト」。第2弾として8月17日、生徒や関係者が多摩消防署に直筆メッセージカードなどを届けた。
プロジェクトには3校の全生徒約1500人が参加し、夏休み前に一人ずつメッセージカードを作成。ロッテから提供を受けたチョコレート菓子には、生徒による校内の感染対策をまとめた動画や感謝の言葉が見られる2次元コードを添付。「感謝と予防 不滅の医」と書かれたステッカーと共に署員へ贈った。
当日は枡形中2年の宇野紗良さん、石毛悠愛さん、関本隼人さんと各校の校長や教員、プロジェクトを支える生田地区社会福祉協議会メンバーらが出席した。若林薫署長は「コロナによる自宅療養中の体調悪化など救急出動が日々増える中、こうした子どもたちの気持ちは署員の励みになる」とコメント。生徒3人は「見えないところで活動してくださっている署員の皆さんに、少しでも元気になってほしい」と思いを込めた。
生田地区社協青少年福祉部の大矢浩司部長は「大変な状況の中、何かしたいと行動した生徒の強い思いが、現場の方たちに伝わればうれしい」と胸中を語った。
メッセージカード等を贈る今回の取り組みでは、医療・介護関係や薬局など地元施設200カ所以上にも郵送された。
同プロジェクトは生田地区社協が毎年主催する、同地区3校による意見交換会「中学生が語る会」がきっかけ。昨年12月にコロナ禍をテーマにオンライン開催し、「医療関係者への感謝を伝え、校内で感染予防に努めるべき」との方向性が決定。年度末、メッセージや動画のコード付きチョコレートを市立多摩病院などに届けた。
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