セレサ川崎農業協同組合(JA/原修一組合長)と川崎市による「川崎市梨・ぶどう品評会」の前期の部が8月10日、後期の部が24日に開催。菅北浦の安藤剛志さん(49)のナシが、前期・後期ともに優秀賞かつ川崎市議会議長賞に輝いた。
ナシとブドウの栽培技術向上を図る毎年恒例の品評会。今年度は、前後期合わせてナシ141点(1点5個)、ブドウ13点(1点3房)が出品。形や色、糖度などの審査を経て、優秀賞には前期ナシ2点、後期ナシ2点が選ばれた。
天候恵まれ良作
若手農家で構成される川崎市農業青年協議会で、昨年まで会長を務めていた安藤さん。30代で実家の農家を引き継ぎ、ナシの木およそ30本、4品種を栽培する。
今回の品評会では前期に「幸水」、後期に「豊水」で受賞。「花の時季に天候に恵まれ昨年のような長雨もなく、着果が良かった」と安藤さん。害虫を駆除する天敵のダニを取り入れ、薬剤に頼らない栽培にも取り組む。今年は8月1週目ごろから収穫が続き、9月上旬は「あきづき」が旬という。
今回、前期の部はセレサモス宮前店、後期の部はJA菅支店で行われ、感染症対策のため一般観覧は中止。優秀賞に続く優良賞は計13点が受賞し、佳良賞は28点、努力賞は2点だった。
出品は6割以上が多摩区内の農家。入賞した47点のうち34点が多摩区からの出品だった。
優良賞の多摩区内受賞者は以下のとおり(敬称略)。【前期】▽幸水=白井正壽、田村賢太郎、浅谷和男、太田英男、横山昭一▽巨峰=白井正壽【後期】▽豊水=白井正壽、齋藤彰▽あきづき=吉澤明▽シャインマスカット=白井正壽
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