ストリートダンス協会などが主催する「日本高校ダンス部選手権 夏の公式全国大会」のスモールクラスで8月18日、県立百合丘高校(南生田)が3位の優秀賞を獲得。昨夏の準優勝に続き、2年連続入賞を果たした。
12人以下のスモール、40人までのビッグの2部門による同大会は、2分〜2分30秒の自由なジャンルの演技で競われた。百合丘は、先月5日の関東・甲信越大会を準優勝で通過。同地区は95校中18校が全国に進んだ。
第14回の全国大会はパシフィコ横浜・国立大ホールで、48校が出場。百合丘は「探検家」を作品テーマに、ジャングルで宝探しをする世界観を選抜メンバー11人で披露。衣装・表情や演出・振付、音楽など5項目50点満点で審査員7人が採点し、優勝校に4点差の合計283点を獲得した。昨夏の準優勝メンバーの一人で、リーダーの大堀明乃(あの)さん(3年)は「見てる人が飽きずに楽しめるように構成や編曲を工夫した。予選で反省点を見つけて、全国では力を出し切れた」と充実感をにじませた。
ビッグも予選突破
ビデオ審査だった昨夏の予選、ビッグクラスでは全国行きを逃した同校。「後輩に全国経験を」と、今年は初めて1年生を14人加えた総勢33人で挑み、予選突破。全国は37校中15位だった。
ビッグでは「美女が実は化け猫だった」という物語を表現。3度の衣装替えを盛り込み、部員の保護者も考案や創作に協力した。リーダーの佐久間未来(みく)さん(3年)は「メンバーが多いからこそ、一人ひとり集中力が切れたり暗い雰囲気にならないように日頃から声がけを意識した」と振り返り、全員で初舞台に立てた喜びをかみしめた。
=Web限定記事で関連
多摩区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|