9月21日から30日まで行われている秋の全国交通安全運動。多摩区交通安全対策協議会が取り組む周知活動の一つとして、区内を巡回する広報車の啓発音声を県立生田高校(長沢)の放送部が担当している。
「夕暮れ時は早めにライトを点灯しましょう」「多摩区内では自転車事故が急増しています」「二輪車の死亡事故が発生しています」――。音声原稿は日が短くなる季節性や多摩区の状況に合わせたもの。生田高校では同協議会からの依頼を受け、部員から希望者を募り、4つの文章を4人の生徒がそれぞれ担当。分散登校期間中のため読む練習は自宅で行い、週1回の登校日のわずかな時間で録音に臨んだ。
伝わりやすさ考え
録音日は9月13日から16日。参加した岡小百合さん(2年)は「滑舌が甘いので聞き取りやすいように。私自身も安全のためゆとりを普段から持ちたいと思った」、森野柚来さん(1年)は「入部して初の録音で緊張したけど、伝わりやすさを意識。通学で自転車を使っているので気を引き締めて毎日乗りたい」と振り返った。他の2人も「聞いてほしい相手は審査員ではなく自転車に乗る人や歩行者。自分自身にも言い聞かせているように感じた」、「このアナウンスで交通事故が少しでも減ったらうれしい」と思いを寄せた。
区内高校生が啓発音声を担当するのは、昨年末の運動での多摩高校に続いて2回目。生田高校の音声は運動期間中の平日、同協議会と多摩交通安全協会の広報車等で活用されている。
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